「Xperia XZ Premium SO-04J」の劇的に改善された発熱、良好なバッテリー持ち、そしてスムーズな動作

本機の前身となる4KスマホのXperia Z5 Premiumは、のビジネスにも対応したモデルです。野心的な製品だったものの、価格.comのユーザーレビューのスコアは4.05(2017年6月20日時点)と、さほど高くはありません。そのレビューの内容をよく見ると、発熱の激しさとバッテリー持ちの悪さが、必ずと言っていいほどネガティブ評価の理由にあげられているのです。Xperia XZ Premiumでは、この点がどれだけ進歩したのか気になるところです。本機のCPUはオクタコアの「Snapdragon 835 MSM8998(2.45GHz×4+1.9GHz×4)」で、Xperia Z5 Premiumが採用していた「Snapdragon 810 MSM8994(2GHz×4+1.5GHz×4)」と比べると、かなり省電力になっているのですが、はたして発熱も抑えられているのでしょうか。Xperia XZ Premiumの最高温度は41.7℃で、カメラのARエフェクトを30分ほど使ったときのものです。また、メインカメラの超高速動画撮影を断続的に30分ほど行ったときも、40℃を超えるCPU温度を記録しました。しかし、こうした負荷の大きい処理を行わなければ、おおむね35℃以下で推移しました。表面に現れる熱も抑えられていますし、ボディの一部が極端に熱くなることもありません。いっぽう、以前価格.comマガジンで計測したXperia Z5 Premiumの発熱データでは、最高温度が44.7℃と飛びぬけて高いうえに、使用中の温度域が全体的に高いのです。こうしたデータからも、Xperia XZ Premiumは、発熱がXperia Z5 Premiumと比べて大幅に改善されていることがわかります。

24. 8月 2017 by admin
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