AIでスマホ特化のセキュリティ、Zimperiumに聞く脅威の最前線

ソフトバンクは、米Zimperium(ジンペリウム)が開発したアプリを採用する「セキュリティチェッカー powered by ZIMPERIUM」を11月15日から日本で提供すると発表しました。iOS向けで、AIのエンジンを活用して未知の脅威にも対応するのが特徴になっています。Zimperiumは2010年にイスラエルで設立された企業で、当初は表立っての活動はせず秘密裏に開発を進め、2014年に本格的な会社としてスタートしました。現在は米サンフランシスコに本社を構えています。創業者で会長兼CTOのZuk Avraham氏はイスラエル軍出身で、サムスン電子のセキュリティ部門を経てZimperiumを起業しました。同社は、AIをベースにした、モバイル端末のローカルで稼働する「Z9」エンジンを開発し、2011年にはiOSとAndroid向けにセキュリティソリューションを展開しましたのです。エンタープライズ向けソリューションはいくつかの大手企業に採用されているほか、2016年はグローバルの大手通信キャリアとも連携を開始し、今後は法人向け提供の拡大やIoT向けソリューションなどを計画しているということです。

29. 12月 2016 by admin
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