ソフトバンク、KDDIが相次いで「2年後縛らない」プランを発表

ソフトバンク、KDDIが相次いで「2年後縛らない」プランを発表。総務省はあんな腑抜けプランで満足しているのか。
ソフトバンクとKDDIが相次いで契約から2年(24カ月)経過した後の解約金を取らないプランを発表しました。いずれも従来の「2年縛り」の月額料金に300円を足した料金設定で“横並び”となっています。総務省はこれで満足なのでしょうか。2年後に辞めるのを前提で毎月300円も高いプランを契約するユーザーがどこにいるというのでしょうか。2社が発表したプランは無意味ですし、まさに肩すかしを食らった感があります。直前に産経新聞に掲載されたKDDI・田中孝司社長のインタビューでは「自動更新を辞めるだけでは面白くない」として、記者から「利用者にとって魅力ある料金プランとの抱き合わせにするのか」という質問に「そうだ」と答えています。しかし、発表された内容はソフトバンクの「マネ放題」であり、面白くもなんともないのです。これがKDDIとして、利用者にとって魅力ある料金プランだという認識であれば、相当、世間とズレている感覚に陥ってしまっているのではないでしょうか。とはいえ、キャリアの立場とすれば、ユーザーに逃げられたくないというのは当然ですし、契約解除料を取らないプランを新設したところで、できるだけ売りたくないというのが本音でしょう。そのため、このような腑抜けなプランが2社から出てきたのは経営的な立場から見れば、理解できなくもないのです。
 

20. 5月 2016 by admin
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