dポイントでのドコモの狙いはシンプルです。

ドコモの狙いはシンプルで、「3つのビジネスアセットの送客、顧客基盤、決済を生かす」(ドコモ関係者)ことに主眼が置かれています。どういうことかというと、ビジネスモデルとしては、ユーザーに還元したポイントを各店舗に請求し、さらにその中の何割かを手数料として受け取るというものになっているのです。各店舗にdポイントのユーザーを送りこみ、その代わりに手数料を得るというものなのです。現状でもドコモポイントは「年間に数百億円レベルで付与している」という状況の中で、これがドコモ以外のリアルな店舗に還流するインパクトは決して小さくありません。dポイントとしてサービスを広げることで、規模はもっと大きくなる可能性もあるのです。ユーザーへの還元を強化することで、ドコモにユーザーを呼び込む狙いも当然あります。ドコモの加藤社長は「『これからドコモを使ってやろうじゃないか』という機運を高めるもの」と説明していますが、同時に解約を抑止する効果も狙っているのは間違いありません。「囲い込み」で解約率を下げることでも、ドコモにとっては当然大きなプラス効果があるのです。それでは、他キャリアのポイントプログラムとdポイントはどのような違いがあるのでしょうか。それは12月になってみないとわからないものなのかもしれません。

27. 11月 2015 by admin
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