定額制音楽サービスの利用率は9.1％、料金や好きなアーティストが決め手に
インプレスのシンクタンク部門、インプレス総合研究所は、定額制音楽配信サービスの利用動向を調査し、結果を明らかにしました。調査の対象は2万868人で、サービスを現在利用していると回答した1081人に対し利用動向が調査されました。定額制音楽配信サービスは、「現在利用している」が9.1％、「過去に使用したことがある」が16.5％となり、利用経験者は25.6％になりました。メインで利用しているサービスは、Amazonの「Prime Music」が36.2％で2位以下を大きく引き離して1位。2位はLINE MUSIC（17.7％）、3位はApple Music（10.7％）、4位はdヒッツ（8.9％）、5位はAWA（8.8％）、6位はGoogle Play Music（7.7％）と続きました。性年代別では男女ともに13～19歳ではLINE MUSICが1位、女性は20代もLINE MUSICが1位になった一方、そのほかの性年代別ではすべてPrime Musicが1位でした。現在のサービスを選んだ理由では、月額料金の安さ、好きなアーティストの楽曲が配信されていることなどが上位の要因です。サービスを利用して良かったと感じる点は、半数の人が「知らない曲に出会えることができる」と回答、逆に不満点は「好きなアーティストの曲が配信されていない」が40.1％で最も高く、楽曲数への不満も30.9％と高くなっています。